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ITALIA・6

ヴェネツィアの人々はとてもフレンドリーでした。

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数日後にopenするアーティストの企画を準備中の
プロデューサーと思われる方も・・・。

まだ期間前の巨大な煉瓦造りの
会場に入ったのは
期間前からカフェがopenしていて
ワインもⅠユーロでいただけたからでした。

笑顔のプロデューサーのような方は
期間中に配布するプリントを折りたたんでいました。
「私も折って良いですか?」と身振りで説明すると
「OH YES!!」という感じのイタリア語で返事してくださって
私もワインを飲みながら折り紙をはじめ
折ったプリントをピラミッドのように
上へ上へと載せていったら写真のようになっていました。

思いがけない楽しいひと時でした。




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レストランのオーナーも・・・。

夫が本で見つけた素敵なレストランに行き
その本のページを開けて待っていたら
本の写真と同じ顔のオーナーが
注文を聞きにやってきて 本を見て歓声をあげて笑いながら
本に紹介されている料理の写真を指差しています。

勿論その写真の料理を注文しました。
隣に座っていた女性ふたりもニコニコこちらを見ていました。

その本を見せてあげたり
iPADのイタリア語のページで
会話のような事をしながら料理を待つのも
なかなかオツなものでした。





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別のレストランのスタッフの方も

iPADのイタリア語のページで
会話?しました。
店内はピカソ風やマティス風など
著名な画家の絵のようなものが沢山飾っていました。
「すごいアートな店だ」という意味のゼスチャーを冗談でしてみたら
「すべて真似だ」というゼスチャー。
iPADで注文しようとしたら何人かのスタッフが来て
iPADの同じ部分を指で押さえています。
押さえていたのは「チップ!!」の場所
確認して私たちもスタッフも大笑い。

片言でも通ずる事もありますが
ことばが通じればもっと笑える。







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すばらしい水彩画の店は三度も訪れ やっと開店していました。
他の店にないとてもすばらしい水彩画の数々が展示していました。
A5位のサイズの絵がプリントと思えないので
「オリジナル?」とお聞きすると
「no ハイグレードプリント」
「OH!!!」と思わず私も外人みたいに
両手を広げて驚くほどの驚きの品でした。
作者のプロフィールを頂きたくて
「アーティスト プロフィール?」と御願いすると
「Me!!!」
その絵の作者本人だったのです。

その後も驚きと感動の会話のあと
彼は「僕がのっている本があるよ」と出した本は
日本語のイタリア紹介の旅の本でした。
実はその本を夫もその時 持って歩いていたので
見せて目を合わせて大笑い。
写真の夫の開いている本のページに彼の写真がありました。





皆さんとっても笑顔でお話くださって・・・感謝しています。
・・・といっても私たち夫婦は片言のイタリア語も話せないのですが
iPadに絵つきの伊日辞書のソフトを入れて持ち歩いて
瞬く間に会話が出来たのです。


本当にiPadのおかげでとっても楽しい旅になりました。







実は・・・・
フレンドリーだったのはほとんど男性で
私は今回 4回も女性に怒鳴られました。

はじめは 水上バスで高齢者や怪我した人が座るシートに座っていました。
(実は2月から座れる資格が出来たのです。)
だんだん混んできて 立派なおば様が乗ってきて
私をにらみつけ指を指して怒鳴り始めました。
「・・・・シート・・・・スタンダップ・・・・・・」勿論イタリア語で
大声で怒っています。
乗客も皆私を見ています。
「あぁ 私は若く見られたんだ・・・」と
立ち上がりました。
ドカンと座ったおば様は
まだ怒鳴っています。
多分「最近の外人はマナーを守らない※※※※※※※※!!!!!!」という感じ。
バスポートを持っていたので見せてもいいのですが
ことばを話せないので黙って済ましていた。

二回目は道中 腹痛が始まり下痢を催し
もうすぐ現物が出るかもしれない状態で
やっと有料トイレを見つけて
緊急自態なのに小銭がない。
お札で払ったら何故かイライラして
金属で金属部分を
カンカンカンカンカンカンとけたたましく叩く!!
とりあえず入れて空きもあったので
現物はあるべきところに落ちほっとして退場した。


そして3度目
アイスの販売店で
行列があり2~3秒で一人に渡していた
私の番になり
「※〒ξ######!!!!」また叫んで
カンカンカンカンカンカン!!!!と
激しい音。
多分 英語なら
「カップ or コーン?」
とおっしゃったのだと思いますが
あまりに早いイタリア語でまくし立てるので
数秒躊躇していただけなのに・・・。
後ろにいた背の高い素敵な中年の男性が
肩を「よしよし」となでながら微笑んでくださった。
アイスは美味しかった。

そして四度目
これは私たちが悪かったと後で気づいたので
ちょっと恥ずかしいので内緒。
やっぱり怒られた。

何で女性店員は怒ってばかり
男性は笑顔ばかり
何で?

でもツアーで行けばそんな事ないと思います。
私たちは前日フリーで楽しい事も色々あったのです。
はじめていく時はツアーで行ったほうが良いですよ。
by KEIKO_YUSA | 2010-10-12 15:25
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